会社概要

代表取締役・CEOの挨拶

近年私たちがが対面している環境、エネルギー、食料、健康に関する課題は人類の存続が懸念される重大な問題となってきています。これらの問題を解決するためには、人類が自然と共生した循環型社会を構築しなければなりません。藻類は地球生命誕生からわずか2億年後に出現した最初の光合成生物です。地球にいっぱいの酸素をあたえて現在の大気を作りました。発生した酸素は水中に溶け込んでいた金属を酸化し、特に酸化した鉄は鉄鉱石となり人類の鉄文明をもたらしました。大気中の酸素はオゾン層を作ったことで生命が陸上に進出することを可能にしました。それにより陸上の多様な環境に適応して多種多様な生命が出現し、人類の誕生をもたらしました。水域に生育した藻類はそれを捕食する生物とともに海底に沈降し、海底の圧力と熱により石油に変性しました。石油は人間社会の一層の繁栄をもたらしました。

　私たちは現在の地球と人間社会の基盤を形成した藻類についてどれだけ知っており、その機能をどれだけ活用しているのかを考えたとき、１％もわかっていないこと、さらにわかっていることの1％も利用できていないことにきずかざるを得ません。

　藻類にみせられて藻類研究の道を歩んで50年となりました。この機会に、これまで培ってきた経験、知見、技術と優秀な人材をもってフィコケミー株式会社を2023年5月1日に設立しました。フィコケミーは現在人類が対面する課題を解決し、人類に持続可能で、平和で、充実した生活をおくれる社会の構築に貢献する藻類バイオ製品を開発し、皆様に提供してまいります。

2023年11月18日　　フィコケミー株式会社　渡邉　信

会社概要（2024年3月現在）

会社名	フィコケミー株式会社
代表者名	代表取締役　渡邉　信
設立年月日	2023年5月1日
従業員数	1名（2024年2月現在）
資本金	700万円
事業内容	１．バイオ原油の生産技術開発 ２．藻類の培養と機能性成分のスクリーニング及び評価 ３．機能性成分の抽出及び精製 ４．藻類バイオマスの生産及び販売 ５．前各号に附帯する一切の業務

フィコケミーの主要な沿革

2023年5月	フィコケミー株式会社設立
2023年7月	MoBiolテクノロジーズ株式会社から事業を継承

拠点

研究開発室 （筑波大学内）	〒305-0006 　茨城県つくば市天王台1-1-1　筑波大学 　藻類・エネルギーシステム研究拠点　内
事務所	〒305-0035 　茨城県つくば市松代2-10-2　SOHOつくば104号室

アクセス

電車・バスをご利用の方

つくばエクスプレス（ＴＸ）つくば駅に隣接するバスターミナル「つくばセンター」

6番バス乗り場「筑波大学循環（右回り／左回り）」に乗車　「第三エリア前」バス停で降車　徒歩1、2分

車でお越しの方

桜土浦ICから約27分

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営業時間　　09:00-17:00
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